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鍵の種類別に防犯性能比較・解説

現在利用されている鍵の種類は、大きく分けると4種類あります。

ディスクシリンダー錠

ピンシリンダー錠

ロータリーディスクシリンダー錠

ディンプル系ピンシリンダー錠

防犯性の低いものから上から並べるとこのようになります。

過去にピッキング被害が多く問題になったのは、ディスクシリンダー錠です。

築年数の古い住宅などでディスクシリンダー錠を使っている場合には、ディンプルキーへの交換がおすすめです。

鍵穴は縦型で、キーの表面には大きさの異なるくぼみが複数付いています。
キーを挿し込んだとき、シリンダーの中にあるピンがくぼみにすべて揃うことで解錠できる仕組みです。
複雑な構造でピッキングが難しく、簡単には合鍵が作れないので防犯性に優れています。

もっとも、ディンプルキーもさまざまなメーカーによって、いくつもの種類の鍵が販売されており、どれが良いのか迷われるかもしれません。

鍵には防犯性能の表示が義務付けられており、
耐ピッキング性能・耐カギ穴壊し性能・出荷時のカギの本数などを表示する必要があります。
この表示が選択基準として有効です。

耐ピッキング性能は定められた方法のもとで、
ピッキング試験を複数回実施し、解錠までの時間を計測したもので、試験の中で最も短い時間が表示されます。
「10分以上」・「5分以上」・「5分未満」の3種類で表示され、「10分以上」かかるキーが高性能です。

耐カギ穴壊し性能は、シリンダーを破壊する試験を複数回実施して、解錠までの時間で最も短い時間を表示します。
同様に「10分以上」・「5分以上」・「5分未満」で表示され、「10分以上」かかるキーが高性能です。

もう1つの選び方の基準として、合鍵が作れるかどうかも目安となります。

合鍵が作れないタイプは、鍵が登録制になっており、鍵の所有者情報を管理することで、鍵の不正コピーを防ぐ仕組みが採用されているのです。

ディンプルキーを製造する代表的なメーカーには、
美和ロック(MIWA)・ゴール (GOAL)・カバスター(KABA)・マルティロック(MUL-T-LOCK)があります。

登録制の商品があるのは、カバスターとマルティロックです。
カバスターは信頼性が高く世界規模でシェアを誇っています。
カバスターネオという商品は、鍵登録システムで鍵の不正コピーを防止できます。

また、ゴールのV18という製品は登録制ではありませんが、
上側だけでなく、左右横にもピンが付いているので、開けなければいけないピンの数が多いため、ピッキングに時間がかかり、被害の予防が可能です。

防犯性の高い鍵をお探しなら、鍵のプロにご相談ください。