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実は昔からある!やってはいけない鍵開け手法

皆さんは「バンピング」という解錠方法をご存知でしょうか?
「ピッキング」とは違うの?と思われるかもしれませんが、ピッキングは「ピック」と呼ばれる工具を使って解錠する方法で、鍵を使わずに鍵を開けることが出来ます。
鍵トラブルの対応を専門とする私達にとっては慣れ親しんだ技術で、鍵の知識を持っている人が使える技術です。

対してバンピングは、鍵の知識が無くても簡単に鍵を開けられる方法です。
意外と知られていませんが、半世紀以上前からある方法で、我々の業界でも有名な手法です。
元々は、鍵の知識を持っている人たちの間で知られていた手法ですが、今の世の中、情報が簡単に手に入りますから、動画サイトで「バンピング」と検索すると、沢山動画が出てきます。

ピッキングに比べて痕跡が残りにくく、時間も短時間で済むことから、盗みのプロも使用している手法の一つで、防犯を考える上では考慮しておきたい対策の一つと言えるでしょう。

バンピングを行うには「バンプキー」と呼ばれる特殊な鍵とハンマーを使います。
バンプキーを鍵穴に挿して、ハンマーで衝撃を与えると、一瞬で解錠出来てしまいます。
バンプキーは何でも対応出来るわけではなく、シリンダーに合わせたものを用意する必要がありますが、合ってさえしまえば、いとも簡単に鍵を開けることが出来るのです。


悪用されることばかりを考えてしまいますが、中には「合鍵代わりに使えば良いのでは?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかしながら、この開け方は絶対にやってはいけません。

鍵業界も進歩しており、バンピング対策についても当然ながら考えられています。
バンピング対策の最も効率的な対策としては、シリンダーが無い鍵(ICカードキーや指紋認証など)を設けることが挙げられますが、シリンダータイプのものであってもバンピング対策が施されているものがあり、もしバンピングをした場合には、鍵がロックされバンプキーが抜けなくなるなどの措置がされます。


鍵開けの技術を悪用する人たちが居る半面、鍵業界も防犯面で進歩しています。
その為、防犯の基準も年々高くなっていることは確かなことです。だからといって安心していいというわけではなく、空き巣の手口を知り、また、ご自宅の鍵は何を採用しているのかを知ることが大切です。

今回はバンピングについて紹介しましたが、一度、ご自宅の鍵についても調べてみることをお勧めします。
その結果、セキュリティ面に不安を感じられるようでしたら、一度当店までご相談頂ければと思います。